2015年5月1日金曜日

『イースター』 イエス・キリストの復活を祝う日


こんにちは!JAXです!
4月に入り、2番目の娘も1歳年上のお兄ちゃんと
同じ制服を着て入園するまでに大きくなりました!
年子の3人、家にいる間は大変で
「はやく手が離れないかな~」なんて思っていましたが、
いざ離れていくと…ちょっと寂しい…
子供と密に関われる時間って、
もしかしたら貴重な時間なのかもしれません。


同月、たまごの殻に「絵」を書く子供達が目につきましたね!
4月5日は「イースター」。
イエス・キリストの復活祭を祝う特別な日なのです。


神様に近づくために努力している方々さえ
不完全な故に、たくさんの失敗を繰り返し歩んでいきます。
イエス・キリストは、そんな多くの失敗を通して、
近づこうとも遠ざかる方々の「新たな決意」を条件に、
自らの死を犠牲に取り成し(贖い)をされ
前進できるよう道を備えて下さったのです。

十字架での死から3日後に復活され、
今なお私たちを見守って下さっているのは
大変有名なお話ですね。
殻を破り生まれる命の象徴として、
今では卵を使った遊びが文化として根付いてます。


先日、私は意図せぬ出来事で、妻を傷つけてしまいました。
いくら後に悔やんでも、
起こった出来事を帳消しにすることはできませんでした。
私の放った言葉は本心では無かったとはいえ、
家族として大切な時期に、
前進するための動力を失ったようにも感じ、
とても辛い経験をしました。
この先、私がどんなに変わろうと努力しても、
前進する為には、妻の助けや力が必要不可欠だったのです。


その後、妻が私を赦し、再び前に進むことを決意してくれました。
「自分の思いだけでは解決することは難しかったとしても、
イエス・キリストが見守っていて、あなたはもちろん、
私の悲しみや苦難も受け入れて下さると信じて前に進むの…」


苦しみに縛られず、前に進むことを決意する彼女と、
イエス・キリストの力に謙遜にさせられました。
また妻に言いようのない感謝の思いでいっぱいになり、
これまで以上に助け、支えようと決意したことを覚えています。


1年に1度しかないこの記念すべき日に、
イエス・キリストの復活と成しえた奇跡を
学んでみることをお勧めします!
きっと今よりもっと意義深い、特別な日となりますよ☆


http://ldschurch.jp/bc/content/Japan/Liahona/2015/Mar/12563_MAR2015_LIAHONA_JPN_forWeb.pdf
【主の優しい御腕でに抱かれて】

皆様にとってより良い月ともなりますように!

2015年4月23日木曜日

日常の嬉しいこと

飛ぶネコは、子どもらの通う小学校で
ボランティアをしています。


美術の先生のお手伝いで、
生徒の描いた作品を展示したり、
それを回収したりしています。


絵心はないですが、
美術作品の鑑賞が大好きな飛ぶネコにとっては
とても楽しいお手伝いになっています。


特に、知っている子の作品には
非常に興味をそそられます。
「あ~、作品にあの子の性格が表れているなぁ」
「へぇ、この子は、こんな表現ができるんだぁ」
と、作品を展示しながら思うわけです。


廊下の壁に作品を展示している飛ぶネコの姿が
そこを通る先生方の目に良く留まります。
大抵、挨拶を交わして終わりですが、
「今日も見やすく絵を展示してくださってありがとう」
と、飛ぶネコの仕事ぶりを褒めるお言葉をくださる先生、
「この作品は、ちょっと興味深いわね。」
と、作品に対してコメントしてくださる先生、
「この間、こんなことがあったのよ。」
と、つかの間のおしゃべりに誘ってくださる先生。


この先生方をよく見ていると、
他の先生にも生徒にも、同じように
何かしら声をかけていらっしゃるんです。
人のことを気に懸けて、なにかいい事を言おうと
心がけていらっしゃるのか、
それとも、それが自然とできるお人柄なのか。


この先生方のやっていることを観察し、学べることが
このボランティアの仕事を一層貴重な経験にしています。


レオ ブスカーリアという教育学者がこんな事を言っています。

『触れ合い、笑顔、気さくな言葉、話を聴く耳、
心からの褒め言葉、人を気に懸けた些細な行為。
これらの行為が生み出す力を見過ごしていることの多い私たち。
でも、どれも人生を変えるほどの力を持っているのです。』


話下手が弱点と自称する飛ぶネコですが、
先生方の模範に感化されて、
誰かのことを気に懸けることから始めてみようと
勇気をもらっています。



2015年4月10日金曜日

休日の過ごし方

「今日は何する? 何かある?」
休みの日の朝、子どもらの口から出てくる言葉。


何するって。。。。
私が子どもの頃、そんな言葉を発したことがあったっけ?
と、記憶をたどってみる。


キャッチボール、缶けり、おにごっこ、
ブランコからの靴投げ競争、リレー、
大縄跳び、石投げ、ゴムとび、縄跳び
消しゴムカーレース、ベイゴマ、
こっくりさん、番号で顔や髪形や洋服が決まるお絵かき、
探検、ザリガニ釣り、草相撲、四つ葉のクローバー探し、
タンポポやシロツメクサで首飾りや冠を作ったり、
トンボやちょうちょを追いかけたり、
おたまじゃくしを見て喜んだり、
自転車で遠出したり。。。。。


遊びに困ったという記憶がない。
そして、こういう単純な遊びに楽しみを感じていて
毎日ワクワクしていた。


子どもらの、「今日は何する?」発言に違和感を感じる。
そんなのを聞く前に、玄関を飛び出していって欲しいと思ってしまう。

















ビデオゲーム世代の子どもたち。
与えられたもので遊ぶことには夢中になれても
彼らに遊びを創り出すという発想があるのかな。


その点、うちの次男君はちょっと別物。
発想力豊かな彼の頭の中は、
いつも彼が作り出すキャラクターが飛び交っている。


ビデオゲームももちろん大好きで、
与えてしまうと止まらない。
でも、彼の口から、「今日は何する? 何かある?」
発言を聞いたことがない。


彼のブームは、忍者ごっこ。
忍者に虜になっている彼が読む本は
もちろん忍者の本。
おそらく、そこから彼の世界は広がっていくのだろう。


黒のTシャツで顔を覆い、
全身黒一色に身を包み、
段ボールで作った剣と折り紙手裏剣を装備して
周囲から身をひそめるように、小走りしていく。


その姿にすっかり魅了された弟妹も
同じ装束ですっかり、彼の世界の人物になりきって
陽が沈むまで外遊び。
ご飯だと呼びに行くまで夢中で遊んでいる。


「今日は何する? 何かある?」
が口癖の長男、三男にも
彼のような創造力を持って欲しいと思ってしまう。


飛ぶネコ自身、創造力に乏しいと自覚しているため、
どうやったらいいか、正直分からない。。。。
でも、最近になって、
あ~、この発想は面白い!
と、ピン!と来る時がある。


意識する、が学ぶことにつながり、
学んだら生み出してみたくなる。


さて、これをどうやって子どもたちに教えるか、
それが課題だ!


2015年3月30日月曜日

総大会ー天からのインスピレーション(子どもも一緒に!)

よくセラピーでもHigher Power (人より偉大な存在)を知り、そこから生活の中で力を借りるということが話され、実践されます。これには、多少なりともトレーニングみたいなものが必要とされます。(よく使われるのが、12 steps ですね。)

でも、今日は「聴くだけ」で、今の自分に何が必要か分かる方法を紹介したいと思います。


総大会
年に2回(4月と10月の第一土日)行われるこの会では、キリスト教の精神を実践し、成功してきた人達が、次々に今の社会で生きて行く(それも、幸せに!!)ヒントを様々な経験を通して教えてくれます。

良い話やインスピレーションを受けたいんだったら、TED talk など他にもたくさんの方法があると思いますが、他のものと、決定的に違うことが一つ!!
それは、総大会の話者は、大衆受けのいいお話をするのではなく、私個人のため(あなた個人のため)に、天からのメッセージを届けます。感覚的には、朝テレビに出て来る血液型占いではなく、神社でお金を払って自分でひく「おみくじ」のような。(総大会は無料ですが。)

私たちがやることは、ただ「聴くだけ」。ここでポイントは、「音を聞く」の「聞く」ではなく、心と耳で聴くこと。オープンマインドを持って。片手間ではなく、全身全霊で。

私エルザも、どんなインスピレーションが今のエルザに必要で、いただけるか、今から楽しみです♪


最後に、少しでも「聴く」に集中し、子どもも学べるように、様々なアイディアを見つけたので紹介します。

ぬりえ、パズルなど

モルモン折り紙

ゲームを使って


春の日差しを受けて開く花のように、私たちの心も開く時、たくさんのインスピレーションを聴けますように。

2015年3月20日金曜日

『優れたリーダーは…』

JAXは目先の成功を喜ぶ。
でも、JAXの周りで支えてくれる指導者達は、
さらにその先を見て喜ぶ。


中学2年時、陸上クラブ400メートルで
全国上位の記録でシーズ
ンを終えたJAX
来年への意気込みは固く、
この種目で成功を勝ち取るべく練習に励んだ。


が、突然のコーチによる種目変更の指示。
JAX
は、得意でもない110メートルハードルの種目を
トレーニングするよう要求されたのだ。


来年のシーズンピークに向けて、
思いもよらない荷を背負ったJAX
コーチは、自分のことを何にも分かっていないと感じた。
自分の可能性という名の蒸気に、
強引に蓋をしているようにも感じ、嫌悪感すら覚えた。
それでもコーチを信じ、変更された競技に取り組んだが
結局、自分が納得できるような成績は残すことができず、
3年のシーズンは幕を閉じた。


高校へ入学し、再び陸上クラブに所属した時、
新たな種目が追加されることを知り、言葉を失った。


それは「400メートルハードル」だった。
中学3年時に、その基盤をトレーニングしていたJAXは、
いち早く主力選手に抜擢され、自分が望む舞台に立つことができた。
その後、高校、大学とおよそ7年間、
JAXはその種目で走り続けたのである。


時が流れそれを理解し、コーチのもとに帰った時、
コーチはただ静かに、微笑むのだった。


「リーダーは、その人が行きたい場所へと連れていく。
しかし、優れたリーダーは、その人が行くべき場所へと導いていく。」


自身に訪れるすべてのチャレンジは、
必ずしも自分の望むものとは限らない。
ただ、自分を思い、助けてくれるリーダーの話に
耳を傾けることは、より人生を豊かにする
大切なレシピなのかもしれませんね☆彡


今月も皆様にとって素敵なチャレンジに応える月となりますように




2015年3月11日水曜日

Stepping Stones―キルトに託した夢

3月、卒業のシーズンです。
新たな旅立ちを前に希望と不安が入り混じった時期ですね。

今回は、新しい人生に向かって新たな一歩を踏み出す人々に
希望と励ましを与えるプロジェクト―児童養護施設に
キルトを寄贈するという活動を行っている
Stepping Stones「ステッピング・ストーンズ」の代表、
関口貴子姉妹にお話を伺いました。


Q:この活動を始めることになったきっかけを教えていただけますか?


関口: 活動の発端は、1999年に末日聖徒イエス・キリスト教会
日本仙台伝道部の伝道部会長として召されたコナン・グレームス会長
と奥様のシンディー・グレームス姉妹の
愛に溢れた贈り物からです。


お二人は、教会員の家庭に生まれた子どもたちが
福音を教えられて成長し、将来伝道や神殿結婚することを
心から願って、
担当地域に住む会員のご夫婦に
赤ちゃんが誕生した際、
500円を伝道あるいは神殿結婚基金
としてプレゼントしたのです。



そして、グレームス姉妹は趣味を生かして、お祝いにと
キルトを贈りました。
この贈り物は赤ちゃんが誕生したご夫婦に
とても喜ばれたため、
彼女は次々とキルトを贈っていきました。


Q:グレームス姉妹は、伝道部会長夫人として多忙であられたと
想像しますが、
お一人で活動されていたのですか?


関口: 非常にユニークなのは、彼女たちのもとに派遣されてきた
若い宣教師の
母親や彼女の友人たちにも協力を波及させたことです。
親元から遠く離れて異国の地で奉仕する息子、娘たちを心配する
母親たちの心を
子どもたちと同じ伝道活動に向けさせ、
そこから得られる喜びを親子で体験できるように計らったのです。


この素晴らしいアイディアのおかげで、3年の任期が終了するまでに
75枚を越えるキルトを贈ったそうです。



Cindy Grames @ her home

Q:現在のように、児童養護施設に
キルトを寄贈することになったのは
いつ頃からなのでしょう?


関口: グレームス姉妹はご主人の
グレームス長老と共に2010年に
再来日しました。ご夫婦でアジア
北地域広報ディレクターに召された
ためです。2年の奉仕中には、
かつて伝道部会長として3年を
過ごした地が未曾有の大震災に襲われるという出来事がありました。


被災地を度々訪問し、教会の支援活動をサポートするという
難しい仕事が一段落する頃、グレームス姉妹は東京の地においても
キルト作りを活かした奉仕活動をしたい、という思いを強められ
ました。



そして、児童養護施設を18歳で退園しなければならない
少年少女たちに、卒業の門出を祝ってキルトをプレゼントしては、
という考えに行き着いたわけです。


しかし、当初はキルト寄贈を受け入れてくださる施設を
なかなか見つけることが出来ませんでした。ようやく受け入れて
くださる施設を見つけることが出来たのは、
グレームス夫妻が
帰国間近のことでした。



前リーダーのJulie Welchと寄贈先のシスター
カトリック教会で奉仕活動に
熱心に関わっている日本人
女性との面識を得て、その方
からの紹介で、都内にある
2カ所の児童養護施設に
キルト寄贈の道筋を作ることが出来たのです。



Q:その後は、どのように活動が発展していったのですか?

関口: 帰国直前の2012年6月、グレームス姉妹は
3人の在日アメリカ人姉妹と2人の日本人姉妹を招き、
このキルトプロジェクトを紹介し、翌春のキルト贈呈が
実現できるよう人道支援のグループを作りました。
そのうちの一人が私でした。


その後まもなく広報ディレクターとしての任期を終え、
ご主人とユタ州へ戻られたグレームス姉妹は、
アメリカで、キルトを作り寄付してくれる姉妹たちを探し、
活動を進めました。


一方、日本では3人のアメリカ人女性のうちの一人、
ジュリー・ウェルチ姉妹がリーダーとなり、
東京に於いてキルト作成の割当やキルティング分担の
調整を図ることに。


そして、私にとっての課題は、日本人姉妹たちの中で
このプロジェクトを進めることでした。


幸いにも私の所属する東京ステーク会長は勿論、
ステーク扶助協会会長もこのプロジェクトに賛同して下さり、
毎年、東京ステークの各ユニットで扶助協会その他の集会として、
キルトトップ作りに協力して下さっています。


善意に富む多くの姉妹の皆さんのお陰で、
日本とアメリカの双方に於いてこのプロジェクトは着実に
少しずつ広がっています。


グレームス姉妹が帰国された2012年は、この活動を
支持するアメリカ人姉妹たちにより7枚のキルトが
作られ、2013年春、2カ所の児童養護施設から自立の
道に旅立つ7人の卒業生に初めて寄贈しました。

若い少年少女の門出を手作りキルトでお祝い出来たのです。

翌2014年春には、1カ所増えて、3カ所の児童養護施設の
卒業生に14枚のキルトがプレゼントされました。


このプロジェクトをスタートしてから、まだ3年ですが、
これまでに日米で多くの姉妹たちが個人でキルトを作って
くださいました。

中には毎年寄付して下さる方々もいます。
また、毎年協力して下さっている東京ステーク以外に
武蔵野ステーク国立ワードの姉妹たちが手縫いで
参画して下さいました。


特に大きな力になっているのは、ロングアームミシンで
たくさんのキルティングをしてくださった

ジェニファー・ダービー姉妹やローラ・ハーシー姉妹です。
彼女たちの無私の働きがなければ成り立っていなかったことでしょう。


そして、アジア北地域会長会の奥様であるリングウッド姉妹、
ホワイティング姉妹も多忙にもかかわらず、キルティングを
手伝って下さいました。



そして、今春寄贈の内の2枚はOceanwave Quiltersという
一般のキルトグループの皆様から提供をいただいています。


このように日米双方で個人的に無償でキルトを作り、
提供してくださる方々の善意がこの活動を進める大きな力
なっている傍ら、キルトを自分で縫えないけれど
代わりに縫ってくれる人のためにと、金銭的支援を
申し出てくださった方々の助けも大変貴重です。


Q:プロジェクトの名称「ステッピング・ストーンズ」には
どんな思いが込められているのか、お話しいただけますか?


関口: 私たちが寄贈するキルトは、事前に卒業生の
好みの色をお聞きして作っているのですが、
パッチワークパターンはすべて一緒です。
それはSticks and Stonesというパターンで、
「Stepping Stones ステッピング・ストーンズ」という
名称の由来になっています。
寄贈の記念写真黄色キルト
寄贈の記念写真青いキルト
毎年、キルトをプレゼントする際に添えている次のメッセージによって、
私たちグループの思いに触れていただけるかと思います。

******
わたしたちは「Stepping Stones(ステッピング・ストーンズ)」
という名前のグループです。


日本の庭園にある「踏み石、または飛び石」という意味です。
あなたが今、人生の新たなステップを踏み出す助けになるように
という願いを込めて名付けました。

そして、その願いが伝わるようにとこのキルトを作りました。
このキルトのパッチワークは、スティック&ストーン(棒と石)
というパターンを使ったもので、
2センチ角の小さな布の部分が
ストーンを表しています。


あなたが未来に向かって大きく羽ばたき、飛び立てることを
心から願っています。


このキルトにくるまるとき、あなたの幸せを願っている人が
確かにいることを感じ、
体と心の両方が温かくなるとうれしいです。

あなたの未来が明るいものとなりますように!
愛を込め
***Stepping Stones***
Stepping Stones ラベル











児童養護施設を卒業する18歳の子どもたちが、
キルトを見るたびに、自分のことを気にかけてくれる人が
いることを感じ、一歩一歩進む勇気と希望を持ってくださるよう
願っています。


Q:関口姉妹が代表となったのはいつからですか?


関口: 私は、グレームス姉妹が帰国間際に、このプロジェクトを
立ち上げるために、
声を掛け、集められた5人の姉妹たちのひとり
でしたが、
それまで簡単なベビーキルトしか作ったことがなく、
出来るだろうかと不安でした。



でも、「それならもう立派なキルターよ!」と快活に答える
グレームス姉妹に励まされ、
人生初のパッチワークに挑戦しました。


布の選び方からカッティング、縫い方まで教えていただきました。
そして、中野ワードの姉妹たちに助けてもらい、初めて本物?
のキルトを縫い上げることができました。


スーパービギナーだった私でしたが、キルトを通して出会った方々から
次々に新しいことを学ぶことが出来、
人生の新しい扉をどんどんと
開いて行けたように感じています。



布選びやピーシングなどに大分慣れた頃の昨年一月、
ウェルチ姉妹からご主人が伝道部会長として召され、
七月に日本神戸伝道部へ行くことをお聞きました。
そして、リーダーを私が引き継ぐことに。
晴天の霹靂という言葉がぴったりの心境でしたが、
やるしかない!と腹をくくりました。
何故って、この素晴らしい人道支援プロジェクトを途切れさせたくない
と強く思ったからです。


それでも私に務まるだろうかと大きな不安に駆られるときには、
神殿で導きを求めて祈り、前進する力をもらいました。


Q:このプロジェクトに関わることで、関口姉妹自身にはどんな影響がありましたか?


関口: この人道支援キルトプロジェクトがスタートして以来、
とても興味深く感じていることは、備えられた人との出会いです。


今までパッチワークやキルトに関して門外漢であった私は、
そのような趣味を持っている姉妹たちを、誰一人として
知りませんでした。


中野ワードキルトの会
協力して下さる方を見つけることは今後のステッピング・
ストーンズにとって大事なことです。周りの人々にこの
プロジェクトを紹介しているとき、「趣味のパッチワークを
生かして人の役に立ちたいと思っていたのよ!」協力を
表明してくださる方々と、出会うはずのないタイミングで
巡り合うという奇跡も!

本当に不思議ですが、伝道とよく似ています。自分自身が
実際に行動し口を開いて語るなら、道は開けるのだと実感しました。


Q:ステッピング・ストーンズの今後の展望は?


関口: こよなく日本人を愛し、その愛の手を差し伸べてくださっている
グレームス姉妹を始め、
このキルトプロジェクトのために
日米のLDSの姉妹たちが
共に協力して奉仕していることに
大きな意味があります。



キルターの方々だけでなく、これから自分の才能を見つけたい
と思っている方も
ぜひ挑戦してくださるとうれしいです。


昨春にプレゼントしたキルトの中の1枚は、
若い女性からのものでした。
成長する私のプロジェクトとして作り寄付してくれたのです。
とても価値ある1枚だと感動しました。


彼女にとってキリストのような慈愛を心に満たし、
才能を伸ばす1枚となり、プレゼントされる卒業生にとっては、
それがこれからの人生の中で勇気や励ましや愛を
感じるものとなるのです。


今後、さらにキルトを提供して下さる方が増え、
多くの児童養護施設卒業生に旅立ちを祝う
手作りキルトをプレゼント出来るようにと願っています。


Q:最後に、読者の皆さんに伝えたいメッセージは?


関口: キルト作りをするようになって初めてわかったことの1つは、
ミシンの縫い物をするのがとても楽しく感じる自分自身がいる
ことです!布選びに頭を悩ませるのもすごく楽しいですよ。
布選びをする関口姉妹

そして、私たちが作っているこのパターンならシンプルで簡単なのに、
不思議なくらいとても素敵な仕上がりに見えるのです。


今、この記事を読み、パッチワークなんてやったことないもの〜
と思っている方も、始めてみれば私のように新しい自分に
出会えるかもしれませんよ!




 § 編集後記 §
グレームス会長姉妹の500円玉とキルトのプレゼントは、
二人が若かった頃、当時の預言者キンボール大管長が、
ステーク大会で1人のアロン神権者を呼び、1ドル銀貨を手渡し、
「これで宣教師資金を貯めることを始めますか?」
と尋ねたことを模範に始められたととのことです。


また、両親が日々子どもたちを教えるよう励ます目的で、
日本仙台伝道部の宣教師たち全員のサインが記された
証書も送り、キルトには仙台伝道部のラベルを付けた
ということです。

グレームス姉妹の周りの人を気遣い、愛を示す模範から始まった
キルトプロジェクトは多くの人に希望と幸せを分かち合う
素敵なプロジェクトとして活動を続けています。



2015年3月1日日曜日

前を向く勇気が沸く、励ましのことばたち


3月が始まり、1年の1/6が過ぎてしまいましたが、
2015年の初めに決意した目標は継続できているでしょうか?
もう1/6が過ぎてしまったと書いたものの、
まだまだ1年の1/6が過ぎただけ、とも言えますよね。


日本では、4月に新年度が始まるため、
来月は多くの人にとって新たなスタートともなる時期。
期待と緊張でわくわくしたり、緊張したり、、、。

そんな皆さんに向けて、今月はもう一度自分を見つめ直した上で、

前を向く勇気が沸く、励ましのことばたちを集めました。





※今回は、freepik.comから無料でダウンロードし使用できる写真を素材に、イラストレーターでこれらのミームを作りました。freepik.comはとても便利なサイトですので皆さんも機会がありましたら、利用してみてくださいね!
※LDSのサイトに2月にアップロードされている素敵な言葉を集めた美しいミームもお勧めです。

2015年2月28日土曜日

アンから学んだこと


今月エルザは初めて「赤毛のアン」を読みました。

本を読んでいたら、どんどん嬉しくなってきて。。。
みなさんにもいくつかシェアします。



  • "I'm so glad I live in a world where there are Octobers." 

「10月がある世界に住めて、本当に嬉しいわ。」(エルザの訳)

今は2月ですが(笑)、10月でも2月でも窓の外を見れば「美しい!」と思えるものがたくさんあることを教えてくれます。暖冬のため、早く芽を出してしまったチューリップ。「春が待ちきれない」私の気持ちとかぶります。また、車を走らす時に見える真っ白の山と青空のコントラスト。2月のある世界に住めて幸せ〜。



  • 「『努力のよろこび』というものがわかりだしたわ。一生懸命にやって勝つことのつぎにいいことは、一生懸命やって落ちることなのよ。」(村岡花子訳)


どんな事でも、いいと思うことは、やること、そして、努力することに価値があることを思い起こさせます。子どもがいて、片付かない部屋を片付ける努力!「勝って」も「落ちて」も母の努力を、見ててくれるよね?



  • "It is ever so much easier to be good if your clothes are fashionable." 

「服がおしゃれだったら、もっといい子であるのが簡単なのに。」(エルザ 訳)

試してみました。1日目にジャージで過ごし、2日目にちゃんとお化粧をし、お気に入りのワンピース。同じ子育てをするのに、2日目の方がもっと忍耐強く、外に出るのも楽しかった気がします。何より、私自身、おしゃれするのが嬉しかったー♪「人は見かけによらず」ですが、見かけで自分のモチベーションをアップさせるのは◎かも。



  • "Were we really there half an hour? It seemed just a few minutes."

「私たち、本当に30分もあそこにいたかしら?ほんの数分のように思えたけど。」(エルザ訳)

もう2月も末、バレンタインなんてとうの昔のように思えますが。。。最近、みなさんは愛する人とこのような時間があっという間に過ぎる経験をしたことがありますか?
愛する事について、こんなビデオを見つけました。
どのように愛していますか? 「いつ」ではなく、「どこで」ではなく、「なぜ」ではなく、「どのように」愛していますか?
「良い事」を推測し、「悪い事」を疑う。
「すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える。」(1コリント12:7)
愛することは時に難しいこともあるけれど「あと5分したら」とか「あそこに着いたら」とか「あやまってきたら」ではなく、常に「どうやって」私が愛し、それを示すかだなーと。そしたら、アンのようなときめきの時間がもっと人生に増えるのではないでしょうか?

みなさんも、お試しあれ★


2015年2月21日土曜日

こんにちは!JAXです!


2015年スタートも、あっという間の1ヵ月!
今年1年の始まりに胸躍らせ築いた目標も、
順調に進んでいますでしょうか?(^^)


JAXも今年こそはと毎日、日記を書くことを続けております!

…一度決意したのに、振り返ってみると、横道ばかり歩いてる…
本日は、そんな方々に朗報です!
皆様はイソップ寓話の「男と少年とロバ」というお話をご存知ですか?
この男と少年の目的は、町の市場まででかけてロバを売り、
冬の食料を買うことでした。


町へ向かう際、最初は父親である男がロバに乗り、村を通過すると、
 「なんて思いやりのない男だ。
自分だけロバに乗り、息子を歩かせるなんて…」
 と村人に。


そこで、男は息子を乗せてロバから下りると、
次の村でこう言われます。
 「なんて思いやりのない子供だ。
自分だけロバに乗り、父親を歩かせるなんて…」


どうしたらよいか分からなくなった男は、
今度は2人でロバに乗り次の村へと向かいます。


「なんて思いやりのない親子だ。
2人でロバに乗るなんて残酷にもほどがある…」


あれこれ意見に翻弄され、考えた2人は
ロバから下りて荷を軽くしてやります。
「あんな馬鹿な親子がいるだろうか。
せっかくロバがいるのに乗りもしないなんて…」


最後は再び2人でロバに乗り、到着したころにはロバも動けず、
 「市場まで歩いてこれもしないロバを誰が買うものか…」
 と掲げた目標も達成できず、
結局冬を越すための大切な資金を得ることができなかった
というお話です。


如何だったでしょうか?
この寓話には、目標を達成するための
重要なヒントが描かれています。


人生は、自らが意としない出来事で溢れています。
しかし、もしこの親子が、あらかじめ計画を立てていたとしたら、
どんな結果が生じていたのでしょうか。


男はきっとこう言うこともできたはずです。
「私が道のりの3分の1だけロバに乗り、
次の3分の1は息子が乗ろう。
そして最後の3分の1は2人で歩き、
ロバが元気な状態で市場に着けるようにしよう」


たとえ、途中で誰に何を言われようとも、
2人は顔を見合わせて自信ありげにこう言ったことと思います。
-「私たちには計画があります」


目標に対して、予期せぬ出来事に翻弄されないためにも
計画を立てることはとっても大切なレシピですね!


人生という長い旅路においても
私たちがより良い選択ができますように☆彡


今年は、なんとしても目標を達成しましょう!!


2015年2月11日水曜日

言葉のやりとりー4つのパターン


言葉をやりとりするパターンには、
「会話」「討論」「議論」「対話」の4つのパターンがあります。


このサイトから「会話」「討論」「議論」「対話」の違いを学んだ飛ぶネコ。


自分の言葉が「討論」「議論」に発展しがちな傾向を
否めせんでした。

しかも、理論によって相手を打ち負かそうとしているわけではなく、
『声の大きさや言葉数による。。。。。
「若いくせに偉そうなことを言うな」とか
「経験もないくせに。。。。。」とかは
全く論理性のない感情論であって、

言葉の暴力でしかありません。
これは論外です。』
と言われている通り、
言葉を自分の武器として使っている傾向があることに
反省させられました。


やはり、理想とするのは「対話」。
この場合、言葉は武器ではなく、潤滑油です。


「対話」は、「対等な立場での目的ある会話」のこと。


いかに対等に率直に意見を言い合うことができるかというだけでなく、
いかにお互いの知的切磋琢磨を図ることができるか、
いかにより高いレベルの結論を導き、
かつその実施の成功を担保できるか。


お互いの知的レベルを上げ、成功するという崇高な目的を果たすには
常にそのことを心に置いて気をつけていないと
できることではありません!

言葉の使い方に意識を集中する、
つまり、言葉を選ぶことが大事なんだと学びました。


『この「対等な立場で」というのは、
“言うは易し、行なうは難し”の典型です。
「議論」がいつの間にか白熱して「討論」になりがちなように、
「対等な立場で」も、いつの間にか忘れてしまいがちです。』


おっしゃる通りで。


子どもたちに対して、「対話」の姿勢を実践したいですね。
特に、思春期を迎える我が子には
「対話」が鍵のように思われます。
「対話」を習得する、これが今年第二の飛ぶネコの目標です。


そして、対話ができる人が増えれば、
世の中ももう少し平和に保たれるのかもしれません。

"The voice of heaven is a still small voice.
The voice of peace in the home is a quiet voice.
There is need for much discipline in marriage,
not of one's companion, but of oneself.
When couples cultivate the art of the soft answer,
it blesses their home, their life together,
and their companionship." –Gordon B. Hinckley

2015年2月1日日曜日

バレンタイン:愛についての素敵な言葉たち



もうすぐバレンタイン!
大好きな人に、大好きだと伝えられる
素敵な時期ですね。


今月は愛についての素敵な言葉たちをご紹介します。


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愛ってほかのひとの幸せが
きみ自身の幸せより大事ってことだよ。
"Love is when the other person's happiness is more important than your own."
- H . Jackson Brown, Jr. 


愛はきみが育てていく花なんだ。
"Love is the flower you've got to let grow." 
- John Lennon 


ときどき、誰かを助ける一番の方法は、
ただそばにいてあげることだよ。
 'Sometimes, the best way to help someone is just to be near them.'
- Veronica Roth 


2015年1月30日金曜日

言葉の力

エルザは言葉の力を信じます。今日はそれを皆さんと立証していきたいと思います。


1) 言葉と水の結晶


言葉が及ぼす影響を水を使って研究された科学者、江本勝博士。2つの全く同じ容器に、同じ所から取ってきた水を入れ、同じ環境で放置し、水の結晶が出来るのを待ちます。ただし、1つの容器には、「愛」「素晴らしい」など、ポジティブな言葉を外側に貼り、もう1つの容器には「嫌悪」「苦手」など、ネガティヴな言葉を貼って保管します。すると、結果はご覧の通りに!


本:水からの伝言

さて、人の体の70%は水分でできていると言われます。身体の中、どんな結晶で満たされたいですか?

実験:何人かのグループから1人(Aさん)選び、部屋の外に出てもらいます。グループで「Aさんは強い。できる。」などポジティブな事を考え、心に願ってもらいます。
Aさんは部屋に戻り、出来るだけ何も 考えないで、腕を床と平行になるように上げてもらいます。そして、Bさんが上からAさんの腕を押します。Aさんは腕が下がらないようにします。

2回目も同じ事なのですが、Aさん以外のグループに今度はポジティブな考えではなく、Aさんが「失敗する。弱い。できない。」など、ネガティブなことを考えてもらいます。

その2回の実験でどちらが長く腕を上げてられたかをみてみましょう。


身体の中に作られる水の結晶は、どんな影響がありましたか?


2) My One Word 

これは、My One Wordという本からきています。この本は、一年間に一つの言葉だけを選び( 抱負と同じ感じ。でも1単語。)それだけに集中して生活することによって、自分の生活の質や人としての徳を高めていくことを推奨してます。その中で面白いと思ったのは、一つの言葉に集中し、考えて生活すると、その言葉に当てはまる出来事が集中しない時より多く見つけられるということです。

実験:部屋を見回してください。

次に「赤、赤、赤」と1分間言います。

終わりましたか?では、またもう一度部屋を見回してください。


ね?気付きましたか?同じように部屋を見回しているだけなのに、自然と目につく色が。

本の中では、一年の抱負に「喜び」という一単語を選び、生活した女性が紹介されていました。「喜び」を学び、焦点を当てた一年が終わろうとする年末に、彼女は医者から突然、癌を告知されました。一年間「喜び」を探す訓練をした彼女。癌の告知を受けた時、絶望ではなく、残された彼女の人生に「喜び」を見つけることができたと話していました。

3)言=神

「初めに言(ことば)があった。言は神と共にあった。言は神であった。」
新約聖書ヨハネ1章1節

色々な解釈ができると思いますが。。。

私はこれを読む時に「言=神=とてつもない力がある」と思います。

気を付けて使わないと、と。




以上、3点からでも「言葉」を授かっている私たちには、未知の力が託されているんだなーと。

じょうずに。たいせつに。一つ一つ、使って、力にしたい。そう思った年初めでした。