2014年8月10日日曜日

思い出づくり

飛ぶネコには絵心がありません。
ですが、芸術品を鑑賞するのは大好きなんです。


父が絵描きになりたかった人でした。
ところが、戦後の厳しい時代、
それはまさしく実現不可能な夢でした。


実家を飛び出して上京し、
アルバイトをしながら絵の道を志したものの
実家の事業を手伝うように呼び戻され
かなわぬ夢となりました。


それ以来、父は、絵を描くことをやめました。


代わりに、家族や飛ぶネコを伴って
美術展にたくさん行きました。





そんな思い出がある飛ぶネコ。
自分の子どもたちにも芸術を楽しんでもらいたいと
アートショーに連れていきました。


「ほら、すごいでしょ! この絵」


と後ろを振り返ると、
。。。。誰もいません。


なんと、子どもらは、
体験コーナーへまっしぐら!
切ったり、張ったり、トレースしたりに夢中でした。


結局、1時間を
その体験コーナーで過ごしました。


期待通りにいかなかった飛ぶネコの心は
撃沈。。。


こういう撃沈の仕方は、今回に限ったことではありません。
ま、しょうがない、と、車に乗り込みました。


バックミラー越しに
「楽しかったね。」と興奮気味の子どもたちが見えます。


『そう、体験コーナーそんなに楽しかったの。』


と、嫌味の言葉が出そうになりました。


でも。。。


「かあさん、連れて来てくれてありがとう。
家族で来たから楽しかった。」


という言葉に、アッとなりました。


子どもらにとっては、何をしたかじゃなく、
家族でというのが大事なんだ、と。


思い出づくり、もっと頑張ろう!!!


photo: lds.org

2014年7月30日水曜日

結婚カウンセリング

今日は、夫婦関係でエルザが心がけていることをお話しましょう。

写真は"Why Temple marriage?"から。

1)15分ルール
夫婦会議は、15分のタイマーをして、話し出す。そうすると、お互いヒートアップする前にピピピピピっと滑稽なタイマー音で、むなしく解散。笑。
話し合いが合意点に行かない時はまた翌日同じように話す。(急いでるお話は30分後とか、とにかくお互いが冷静で話せるようにするのが、鍵です。) またこれは、込み入った話だけに限らず、日々の喜びを分かち合ったり、ただ一緒に時間を過ごすという毎日のコミュニケーションにも使えます。お互い15分は他事やらずに100%の焦点を愛する伴侶へ。

2) "you"で話さない。攻撃しない。
「あなたがこれしないから」「あなたのせいで」など。例え夫の言った言葉で傷ついたとしても「あなたが私を泣かせたのよ!」って言うんじゃなくて「私」を主語にして、「私はあなたが言った◯◯って言葉が悲しかったんだ。」って言うように。あくまでも「私」の感情をコントロールしてるのは「私」だし、「怒る」という感情を含め、選択をしてるのも「私」だからね。

3) 「いつも」「全然〜しない/してくれない」 などの絶対的な意味になってしまう言葉を使わない。
「いつもそーじゃん 」とか、「全然~しない/してくれない」という言葉は、大体が口論で自分が意図したいことを大げさに、優勢にするために使う強い表現法で、例えそれが本当だったとしても将来変化する可能性まで否定してしまいます。また、その人の行動ではなく、人間性自体を否定してしまう可能性があるので、避けます。

4) 夫婦1番。子ども2番
子どもが出来ると、かわいい、手がかかる、という理由で子ども中心になりがちです。そういう時に、はっと立ち止まり、「今日、私は夫を幸せにするために何が出来るかな?」って考えます。最近はちょっとレベルアップして、夫の行為で私が苦手なものを出来るだけ快く受け入れてるようにしてます。
例えば、用事続きの忙しい日に時間をぬって夫の好きな夕飯作ったのに、ちょっと食べて、その後、マクドナルドに行く夫を笑顔で見送る!とか笑。それが出来るようになってから、夫も頑張って夕飯を一緒に食べようと努力してくれたり。。。些細な事だけど、子どもじゃなくて、まずは夫の幸せを1番にって考えるようにしてると、結局は子どもにもとっても良い環境や模範を作り出しています。夫はよく娘にマミーが1番で娘が2番だよって態度と言葉で示してます。子どもは巣立っていくけど、夫とはずーっと一緒にいたいので。

「それで人はその父と母を離れて、妻と結び合い、一体となるのである。」(創世記2章24節)

この聖句からも、夫婦の関係の大切さ、そして、父母を離れる、としっかりと書かれています。最近、義理の父母の関係に悩んでいる友人をよく見かけます。古代からあった夫婦が幸せになる定理。これを夫婦だけでなく、周りの人も理解し、尊重できるといいですね。

では続いて「一体となる」の部分を詳しく。。。

5)夫婦の営み
私はその言葉を見るだけで、ドキっとしてしまうのですが。。。笑
ある教会指導者との面接時に、夫婦の営みをしていますか?と柔らかく聞かれたことがあります。私たち夫婦の答えを待たず、彼は続けました。ぜひ、夫婦の営みは子作りのためだけではなく、愛を深めるためにも行ってください。特に男性は、仕事や教会、家庭、たくさんの場合で責任を与えられます。周りから批難されることもあります。妻とのつながり、また、肉体的なつながりによって、居場所を確認したり、愛を感じます。だから、夫婦の営みは子作りの手段だけでなく、愛情表現の一つとして、頻繁に行ってください。ということでした。
末日聖徒イエス・キリスト教会では、結婚前の男女の性的行為は戒めで禁止されているのですが、結婚したら、その伴侶とむしろ「してください」と勧められ、そのギャップに最初は戸惑いました。ですが、夫を知り、一体となる特別な行為に今は感謝しています。



6)良い結婚を最良のものとする20の方法 byリチャード・W・リンフォード
カウンセラーから頂いたものですが、調べてみたら、教会の30年以上前の機関誌に載っていたということを発見!
ここには20の行動が書かれています。もちろん全て一緒に取り組めたらいいのですが、少しでも効果あり!
私たちは、この中から特に3つ、お互いが求めている/相手にしてほしい項目を抜き出し、努力しました。項目を選ぶことで、お互いの弱点を批難し合うのではなく、お互いを高めて行くことに焦点をおくことができました。

リンクが英語しかなかったので、簡単に和訳したいと思います。

1 朝晩の祈り… 感謝をのべ、結婚生活や家族のことで助けを求め、共に礼拝する。
2 毎週の計画会… カレンダーの予定、必要や問題について話し合い、優先順位をつけ、次のステップへ進む。(日記に決定事項、目標や内容、理由などを含め書き留める。)
3 毎日の電話や会話… 「愛してるよ」といい、この日の出来事など話し合うことで、関心を示す。
4 毎週のデート… 公園、コンサート、図書館、ジムなど。また、家でキャンドルを囲んだディナーや、ゲーム、共通の趣味など。
5 何があっても忍耐する… ご飯を一緒に食べれなかったり、整理整頓できてなかったり、大切な物・事を忘れたり、心ない言葉、また、相手が忍耐を持ってなくても。
6 日々の奉仕… 家事や庭仕事を手伝う。裁縫や、病気の赤ちゃんの世話、また、相手の大好きな食べ物を作る。(書き留め、実行あるのみ!)
7 予算… 家計簿。収入と出費を把握し、金銭的目標を作り、自制する。
8 聞く… 言われた言葉だけではなく、意図されたことも。
9 定期的な参加… 教会と、場所が可能なら、神殿。
10 日々の聖典勉強… 福音を学び、自分自身や結婚生活における啓示(アイディア)を受ける。より主のようになる。
11 一緒に働く… 庭仕事、トイレの壁紙を塗ったり、洗車、床掃除、家具作り、一緒に詩を作る、クラスを一緒に教えるなど。
12 互いを許す… 常にお互いから学び合い、色々な方法を試し、ピースメーカーになる。
13 親切… ありがとうを言ったり、邪魔や軽蔑をせず、1人でずっと話さず、親切を貫く。
14 柔らかく優しい言葉… 柔和で、愛に溢れ、共感できる言葉。
15 共に学ぶ… 本を読み合ったり、アイディアについて話し合ったり、一緒にクラスをとる
16 尊敬… 意見、アイディア、プライバシー
17 伴侶を支える… 教会の召しや良い目標において。
18 伴侶の家族を気遣う… 共に過ごす時間を楽しみ、彼らの為に祈る。彼らのために奉仕し、違いを気にしない。
19 時々プレゼントを… 手紙や、必要な物などーその中でも一番大切なのは、時間と自身を捧げること。
20 心から愛する… 「あなたは心を尽くして妻【夫】を愛し、妻【夫】と結び合わなければならない。」(教義と聖約42:22


幸せになるってとっても努力、そして工夫のいることですね。

2014年7月21日月曜日

ブックレビュー:Why I Don't Hide My Freckles Anymore


Why I Don't Hyde My Freckles Anymore


今日ご紹介するのは、最近飛ぶネコが読んだ本、
Why I Don't Hide My Freckles Anymore ---Perspectives on True Beauty  by Lanae Valentine (Editor), Lisa Tensmeyer Hansen (Editor)
です。

 




ブリガムヤング大学 (BYU) のウーマンズサービス&リソース
ディレクターである、
ラナエ バレンタインさんが
関わった本であると知った時、
『絶対読まねば』、と思った本でした。

 
バレンタインさんは、キャンパスの女性のために
ヨガを教えています。
 
 
子育てで鈍った飛ぶネコの身体と精神を
リフレッシュするために通った
ヨガレッスンは
無料で、しかも、キャンパス内の芝生の上。
 
 
バレンタインさんのユニークさと発想力に
魅せられていた飛ぶネコ。
彼女が編纂した本と聞いた時、
飛びつかないわけにはいかなかったのです。
 
 
この本は、様々な年代の女性や男性が、
「真の美しさ」というテーマで
自身の経験を通して得た、
彼らなりの理解や価値観を体現したものです。
 
 
飛ぶネコの印象に残った文章をいくつかご紹介します。



☆ "I collect bodies in my basement"  by Jana Winters Parkin


パーキンさんはアーティスト。
いつも自分や他人を作品の対象として見ています。
ですが、自分自身をどうしても美の対象としては捉えられず、
世間の目、いわゆる、批評を避けるように、
彼女の醜い陰影を地下室に閉じ込めていました。


ところがある時を境に、
彼女自身の美意識が変革し、
地下室に閉じ込めていた自分を
解き放つことができたのです。



アーティストの視点を通して描かれた「美」に対する考え方と
それを克服して、神の娘として捉えた自分の「美」を
非常にわかりやすく表現した、まさに芸術的な手記でした。




☆ LDS著者として名高いBrad Wilcox兄弟の手記。


ウィルコックス兄弟は、BYUの准教授。
中東を旅していた際、
見渡す限り乾いた砂漠であるその地を見て、
「ここは、創造の失敗作だったのだろう。」
と考えました。



ところが、紅海に潜ってみると、
そこは見渡す限り、
美しい珊瑚と色とりどりの魚たちで豊富な
海の宝庫。

 
 
「わたしが見るところは人とは異なる。
人は外の顔かたちを見、主は心を見る」
(サムエル記上16:7)という聖書の言葉を思い出し、
本当の「美」というのは、内から輝くもの
であることに気がつかされました。


中東の砂漠と紅海の美しさを
聖書の言葉と併せて表現した譬えが
非常にわかりやすく、
心に強い印象を与えた手記でした。




☆ "I walk in Beauty" by Cynthia L. Hallen


ハーレンさんは、髪染めをやめました。
 
 
その理由は、


1)刺激の強い薬品で彼女の敏感な肌が
  傷つけられるのを避けるため

 

2)神殿で働く年配奉仕者のグレイヘアの美しさに魅かれて

3)20年間、家族のホームティーチャーとして
  お世話になった兄弟に久しぶりにお会いすると、
  ダークブラウンの髪にちらほらと、雪のような白髪が。
  箴言に「若い人の栄はその力、
  老人の美しさはそのしらがである」(箴言20:29)
  とあることから、ハーレンさん自身も、
  齢相応の美しさを見いだそうと感じた

 
ハーレンさんのお話を読んで、
飛ぶネコも髪を染めるのをやめました。
 
 
齢を重ねていくことは、
嘆くことでも、何かを失う事でもなく、
年輪によって懐が大きくなって、
知恵を蓄えてきたことに喜びを感じて、
外見よりもむしろ、内面が整ってきたことで
自尊心が完成する時期じゃないか
と考えていたところでした。
 
 
ハーレンさんの手記は、
飛ぶネコが感じていたことを
的の中心を射抜くように、
スッキリサッパリ、表現してくれていました。

そのハーレンさんに敬意を表して、
飛ぶネコも白髪を勲章として
携えていくことに決めました。
 

この本、女性として、
「真の美」を追求したい方にお薦めです。
また、自分に自信がない、人よりもきれいじゃない、
と思い込んでいる女性の皆さんにも、
ぜひ、読んでいただきたい。
 

飛ぶネコは、娘がティーンエイジャーになったとき、
この本をプレゼントしようと、
大事にとっておくつもりです。

2014年7月10日木曜日

マイブーム---upcycle

upcycle(アップサイクル)をご存知ですか?


upcycle は “up” ですから、
誰かの必要を満たさなくなって手放された物が
違う人の手に取られて全く違う姿に変身し
再度、魅力を放つ場を与えられるわけなんです。


↓  これは、飛ぶネコの洋服を
 子どもらのクッション枕にUpcycleしたもの。












自分のお気に入りだったものが姿を変えて
今度は誰かのお気に入りになるというところが
飛ぶネコをupcycleの虜にしています。








今日は、息子のジーンズのすり切れた膝をupcycleしながら
人生にも似たようなことがあるかな、なんて考えていました。


ある人には喜んでもらえなくなった自分に落ち込んで
自分なんて。。。と考えてしまう場面は
人生で幾度かやってきます。


そんな時、新しい出会いで自分の未知だった一面を見いだして
輝きを取り戻せることってありませんか。


自分の中に、「生きる価値がある」、
という光が戻ってくる瞬間です。


飛ぶネコは、そんな嬉しい出会いに恵まれて
気づかなかった才能をたくさん見いだしてもらいました。
お陰で、埋もれていた引き出しを開ける勇気をいただいて
40代後半にして輝き始めました。


青春時代をとうに過た飛ぶねこですが、

これからだって遅くない。
自分の人生に、 それだけじゃなく、
誰かの人生にも華を添えられる。
メリーポピンズが傘を持って
上へ上へと舞い上がっていくときのように
毎日が嬉しさで満たされています。


そして、upcycleのマイブームは
飛ぶネコの内にある残りの引き出しをすべて開ける勢いで
どんどん加速していっています。

















2014年6月30日月曜日

擬音語で父を語る

。。。。。。(点々点々点々)










いきなりですが、エルザの父は無口です。

でも、お酒を飲むと、

しゅるしゅるしゅる 
っとお腹の下の方から、自分で考えた駄洒落のネタ出して来て披露してくれます。
いくつか披露してくれた中で、「わっはっはー」となったのは一つぐらい。笑
父の駄洒落には欲がなく、性格が表れています。


【父の一日】

ぷーーーーーー↗
と威勢のいいおならから朝が始まります。

ぽとぽとぽと 
とコーヒーがフィルターを通って水筒に入っていくと、畑に出かける準備完了。


ぽかぽかぽかぽか
と心におひさまが照らすような暮らしができるようにお手伝いするお仕事をしています。

が、やっぱり仕事は大変みたいで、ざーざー、どっしゃん、ばっしゃん、 の豪雨の中にカッパを着て傘を渡しに行く人みたいな毎日。


暴風警報あり津波警報あり、え?土砂崩れも?! のような一日が終わると、真っ黄色のロマンスマイカーをぐんぐん走らせ、帰宅。

。。。。。。
家に帰ると黙々と木彫り。
孫が来ると週末に彫った動物達を使って人形劇をしてくれます。らんらんらん

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【父の教え】

くねくねの曲がり道。
人生は一般社会がひくレールの上を走らなくても、ゆっくり自分の足でよいしょよいしょと歩いた方がいいと教えてくれました。(よって私は四大編入直後に休学届けを出し、宣教師として1年半奉仕活動をし、復学、卒業しました。)


ダラダラと流れる汗。
畑仕事をして収穫する野菜はスーパーで買うのより、断然高い!手間も時間も労力もかかっている。でも、その経験はスーパーでは買えない。自分で種を蒔いて、水をやって、草を取って、肥料をやって育てた野菜がやっと実をつける朝の嬉しいこと!
報酬への感謝で心が満たされる。お金を稼がない子ども達にとって労働の喜びと価値を教えるのにピッタリ!と最近育児について考えているエルザに教えてくれました。


【父の希望】

「コオロギのようにコロッと死にたい」

確かに。

「昨日までリンリンリンリン歌って周りを楽しませていたのに、コロッと往ってしまったねー。」なーんて、幸せかも。笑



【まとめ】

同居している父の父(エルザの祖父)とは性格が真逆。

祖父が「勝つ生き方」を教えてくれ、

父は「負けない生き方」を教えてくれます。


遊び心で父を擬音語で表現してみようと書き始めましたが、書き終え読むと、一つ一つの音が懐かしくて、嬉しいような、寂しいような。

あなたのお父さんはどんな音を奏でているのでしょうか?



2014年6月19日木曜日

父の日


私の父はお人好しである。


仕事がずっと続いて休みが全く取れない日でも
人が喜ぶことをする時間は決して削らない。


誰かの誕生日を祝うことが好きで
実家のカレンダーはたくさんの名前で毎日が埋まっている。
そして毎日誰かにバースデーコールをしている。
時によってはケーキや花束を届けに訪問してから帰ってくる。


私が日本へ帰国する時も、日本を離れる時も
仕事が忙しいのに必ず成田まで来てくれる。
それは結婚以前に旅行で空港を利用してた時から変わらない。


 思い出すといろんな優しい父がいる。



もちろん反発した時期もあったし、
振り返るとイラっとする思い出もある。


けれど父の顔を思い出す時、
まず浮かぶのはニコニコ笑ってる顔だ。






















先月、日本に里帰りした際に飛行機の中で
「永遠の0」と「少年H」を観た。


観ながら映画の中の父と私の父の共通する部分を
幾度となく見つけた。


どちらも戦争があった時代の話。
家族を守る芯の強い父親が描かれていて
私はボロボロ泣きながら、
大変な時代を乗り越えた先祖がいたから今があることや、
家族の有難さを痛感した。



時々人生には理不尽なことや逃げたいことがあるけれど、
どんな形であっても命が与えられてることは
大きな奇跡なんだと思った。


感情の浮き沈みが激しい性格の私は、
大抵の嫌なことはもうやだー、もうどうでもいいーって
逃げようとする。



海中深く、海の底までしっかりささった錨のように
どんな時もじっと据えてる父を見習おうとしても
私には到底届かない目標のように思える。


父のようになるのは私には難しいけれど、
いつか生まれてくる私の子どもや
遠い未来の子孫まで
父と母や先祖があって、今があることを
伝えることが出来たらいいなと思う。


2014年6月11日水曜日

父親は背中で語る

普段の仕事の他に、
地域のために活動していた父は
とても忙しく、出張で家にいないのはよくあることでした。



でも、父がいなくて
淋しい思いをした記憶はないのです。



仕事から帰宅して、次の会合に行くまでのわずかな時間に、
家の前の空き地で繰り広げられる
キャッチボール、バドミントン、野球、ソフトボールが
毎日の何よりの楽しみで、
そのために父の帰りをいまか、いまかと待ち焦がれていました。



飛ぶネコの子どもたちが
夫の帰りを待っているのを見ると
あの時の気持ちが甦ってきて、
なるほど、と思うわけです。



飛ぶネコの父親を待ち焦がれるワクワク度は
週末に向かって高まっていきました。
父がどこかに連れて行ってくれるのが楽しみで。
行く先は、父の職場であったり、
取引先であることがしょっちゅうでしたが
とにかく、父と出かけられることが嬉しかったのです。



父が仕事を片づけている間は、
飛ぶネコたちは車で待っているだけ。
車をあちこちいじり、
ときには、灰皿の吸い殻にライターで火をつけて遊んでみたりと
やりたい放題の飛ぶネコたちでしたが、
「馬鹿な真似をするんじゃない」と叱られはしませんでした。



子どもだけを残していったらそうなることを承知の上で、
もしかしたら、週末でさえ仕事を優先して
飛ぶネコたちを構えないことに、ある意味罪悪感を抱きつつ、
でも、とうさんは、君たちのことを大事に思っているよ、
というのを見せてくれていたのかもしれない、
と、親になった今では思ったりするのです。



父と関わっている人たちに会い、
彼らからかわいがられるのも好きでした。
わたしが父の特別な存在のように扱われている気がして。







好きなジャイアンツの野球中継、そして、相撲中継が
わたしたち子どもの観たい番組と重なると
始まるチャンネル争い。
「たまには野球を見せてくれよ」とは言いながらも
チャンネル権を獲得していたのは
いつも飛ぶネコたちでしたから、
たくさん我慢もしてくれたのでしょう。



子どもと過ごすことを厭わず、
飛ぶネコたちが満足するのを喜びとしてくれた父は、
子どもは宝と思ってくれていた
素敵な父親だったのだなぁと思い出すのです。



他界してしまった今となっては、
父に十分な感謝を伝えられなかったのが心残りです。



がんばっているお父さんを表現したこのCM
ご覧になってみてください。
そして、この父の日、ありがとうの気持ちを込めて
それを伝えることをお忘れなく。



終わりに、飛ぶネコの大好きな絵を紹介させてください。



Even Superman Needs A Dad













Even Superman Needs A Dad というこの絵は
LDSの画家Liz Lemon Swindle さんが描いた絵です。



スーパーマンにだって、やっぱりお父さんは必要!!!!!
そう! そのぐらい、父親って、存在感があります。